プーシャン家の日常

つぼマニア兼脉オタクと、医学史中心中国学マニアの生活感なさすぎな日々

結晶の原理

2017.06.04 09:43:40


ストームグラスの存在を知ってから購入まで、たっぷり一ヵ月はありました。お店のHPの文言を何度も読みました。

なかに、よくわからない部分がありました。「ストームグラスがその部屋になじんで結晶ができるまで、一週間か二週間ぐらいかかることがあるといわれています」というような箇所。「ママ」ではありませんが、そんな感じです。これがわかりませんでした。

そこで、たまたまお見かけしたのを幸いに、有機化学の先生に聞いてみました。「なんだかオカルトみたいな気がするんですが」と。
すると、「こちらの立場から解釈できない話ではありません」というお答えが返ってきました。驚きながらうかがうと、可能性としては二つ。もし、グラスが閉じていなければ、結晶のタネとなる何らかの粒子が飛び込む必要があり、そこで一定期間を必要とすること。または、氷がゆっくり凍らせた時とそうでない時に気泡の入り具合が異なるように、一定の時間をかけてゆっくりあらわれてくる結晶が、当初の(輸送によるなどの)物理的刺激を受けた結晶とは異なる現われ方をする可能性があること。

おお!
目からウロコ!!
(というか、この場合、ウロコも入っていなかったぐらい、見当もついていませんでしたので)
腑に落ちました!!!
(こっちです)
有難うございました。

聞いてみるもんだなあ、と思ったことであります。写真は、その「なじんだ」結晶。鳥の羽のような結晶で、お店のHPにあったものと似ています。〔文責・きか〕

テーマ:ストームグラス/ コメント(0)/

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