プーシャン家の日常

つぼマニア兼脉オタクと、医学史中心中国学マニアの生活感なさすぎな日々

ご高著拝受

2016.04.17 09:41:18

春休み中に頂戴したご高著2冊。

三浦秀一『科挙と性理学』研文出版。2016年2月26日発行。
内山直樹ほか『聖と狂』法政大学出版会。2016年3月25日発行。
 
前者は、明末清初の思想という難関をよじ登るために、後世が倣うべき確実な踏破点(本当は打ち込んだザイルとかピッケルとか言いたいのだが、山登りをしないのでうまく言えない)を示した書である。個人的には明の出版事情の背景を記したものとして貴重な参考資料となる。
後者は、『黄帝内経素問』上古天真論篇にある「真人」「聖人」についての知識も得られるため、医書を読もうと考える方に必読の書となる。

以上、お送り頂いた方々への感謝を込めてここにご紹介する次第である。〔文責・きか〕

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