ばんて部はいつも必死
定点付近のサクラ。9月20日。12日の同じ位置の写真は、日光が強いためサイズオーバーでアップできない。そしてこれより相当、緑が濃かった。ここ一週間で秋になってきたということだ。
ばんて部員(介助。以後「介」と略)は、いつも必死である。一日入魂で献立を決めている。できれば一日塩分4グラム台にしたい。最悪でも5グラム台前半にとどめたい。
もののサイトによると、しかるべき塩分は除水量(L)×7.5gに尿量(L)×5gを足したものだそうなので、実はもう少し採ってもよいのだとは思う。
さて、もともと部員(介)の作るものはしょっぱくない。それがたぶんクレアチニン値0.6であり、上の血圧が安定の2桁であり、AHAの計算でいちばんいいクラスになるゆえんである。
そこで(という接続詞は変かもしれない)、計算ではイケルはずの塩分量をのっけたスプーンから、ちょっと調味料を削ってしまうのだ。部員(本人)は当然、味が薄いと感じることになる。
部員(本人)は、どこかで書いたと思うが、現住所に引っ越す原因の入院から、食べ物の嗜好がいろいろと変わってしまい、うまく言えないが、味覚センサーが食べ物のもつ「気」のようなものをあまり感知できなくなった。「新鮮さ」というか素材の味というか、そんなものが感知できないことが多い。部員(介)は、むしろそれのみしか知覚できない一種の味オンチなので、味が薄くとも気にならないことが多い。部員(本人)は、味しかわからないのに、塩分がさらに制限されているというのは、たぶんとてもツラいことなのだろう。砂を噛むような、という表現がおそらく近いだろう。そこをどうばかして食べてもらうかなのだが、部員(介)は何か他のことに気をとられて、ばかすセンスと論理が働ききれないことがしばしばある。すまん、だが今日も5グラムになってないよ、というのは、言い訳だ。
普段、「介」の部活動をしているのは、たいていの場合、医学的には素人だろう。だから必死なのである。人様のブログも読む。間が空くと心配する。必死の方々は、おそらくもっとたくさん、いる。〔文責・きか〕
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