大気光学現象過敏症 その1
本日午前11時ごろの環水平アーク。東の方向。
建物修繕中のため、覆われたネットのモアレ縞のほうがくっきり映ってしまっています。
大気光学現象には過敏症の気味があり、太陽が暈をかぶったと言っては撮り、彩雲を見たと言っては撮りしています。以前、「あはきワールド」の「よしなしごと」にも書いたことがあります。
決定的に過敏になったのは以下の3つが揃ってからです。
1)阪神淡路大震災の直前、真昼に、出現角度として「ありえない」と思われる位置にアークを見たこと。
2)久嗣が倒れる前に幻日を見たこと。記憶では、両側と真上と、三つの幻日が、窓を開けたとたんに飛び込んでくるように見え、いいようのない不安にかられました。
3)東日本大震災の前に複数の知人が「逆さ虹」「虹の雲」を見たと言っていたこと。
2011年の5月は、本当に多く、大気光学現象が出現していました。赤っぽい空の色とともに記憶と写真に残るそれらは、まだ続く余震とともに、過敏症をダメ押しする役割を果たしたと思います。
今でも、これらの現象を目にして写真におさめた後は、水や食料の補充に走ったり、本棚の点検をしたりしているのですから、防災意識のきっかけとして機能していると思えば意味はあるのかも知れません。日々空を見上げ続ける以上、このタイトルで続編があると思いますので「その1」としておきます。(文責・きか)
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