プーシャン家の日常

つぼマニア兼脉オタクと、医学史中心中国学マニアの生活感なさすぎな日々

秋にむかうストームグラスとカオス

2020.09.15 18:44:20


たぶんこれがいちばん透明になったところだろう、と思ってから数日後のストームグラス。8月23日。暑いとどんどん透明になっていきますが、底にも結晶がまるでない、という状態まで透明になったところは、まだ見ていません。
それから一週間ほどたって、「本日一陰生ず」とでも表現したくなるほんのちょっとの結晶が。朝に使っている水道の水が冷たくなった、と感じた数日後の9月14日になるとここまで結晶が増えていました。

それにしても本棚の雑然たるやカオスです。いくら直近つかわない書籍をおさめている通称「本部屋」の一隅にしてもあんまりです。震災で書棚から落ちたものをとりあえず詰め直したにしてもそれから何年たったというのでしょう。

どげんかせんといかん。そうは思っているのです。「直近使っている書籍とともにある机周辺」もカオスではないものの、たぶんお掃除ロボットが通るスペースはないと思われます。掃除機をかけると手足にアザや傷がふえます。先般は足の小指を本のカドにひっかけて流血しました。

ただ、『ダーウィンに消された男』だの『リンネとその使徒たち』だの、専門でもないのに大学院の時になぜ買っていたのか不明な書籍のすべてが、いまでは役に立っているので、たぶん、また、嘱目した本「も」、ふらっと買うと思われます。〔文責・きか〕


テーマ:ストームグラス/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

夏から秋へ

2019.09.15 09:28:25


8月15日。ツユクサの咲く夏野のようですが、片平、東北大北門からすぐのところです。 
7月は肌寒いぐらいの天候で、同じ場所で一輪みかけるとうれしかったほどでした。
 
ストームグラス。そんな天候で、7月は、キレイな結晶を作っていました。
 
暑くなるにつれて、どんどん透明に。
 
ストームグラスが家に来て3度目の夏ですが、完全に結晶が溶けて透明というのは、まだ見たことがありません。

8月8日か9日のこと、夜に窓をあけて、夜じゅう鳴き通していたセミが聞こえないのに気づきました。代わりに、まだ弱くはありますが、いわゆる「虫の音」が聞こえました。

9月上旬、ストームグラスに結晶の羽根が見え始めました。

「本日一陰生ず」と口をついて出ましたが、新暦の立秋からほぼ一か月後のころあいです。

9月も中旬。アカツメクサの野原は、白っぽく茶色っぽい秋草の野原へと変わっていて、たくさんの赤とんぼが飛んでいます。

テーマ:ストームグラス/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

夏のストームグラス

2017.08.29 08:51:11


8月2日のストームグラス。夏のストームグラスは、暑い日は透明部分が多く、底に細かな結晶が少し見られるだけですが、少し気温が落ち着くと、ゆっくりと成長した結晶が羽状のきれいな姿を現します。毎分毎秒見ているわけではないので、目にしたその時に形をなしていると、透明になっていてもその形は存在していて、約束されていたその形が何かを伝えるべく現れたり消えたりしているような感覚にとらわれることがあります。


これは8月22日。ちょっと前日より結晶が増えていた日です。向こう側の茶色いガラスは、きわめて薄い、鳥の形をした一輪挿しです。思えばこの間ずっと仙台は雨降りだったわけで、今日の仙台は、ほんの数日の晴れを経て、再び雨の予報が出ています。

テーマ:ストームグラス/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

結晶の原理

2017.06.04 09:43:40


ストームグラスの存在を知ってから購入まで、たっぷり一ヵ月はありました。お店のHPの文言を何度も読みました。

なかに、よくわからない部分がありました。「ストームグラスがその部屋になじんで結晶ができるまで、一週間か二週間ぐらいかかることがあるといわれています」というような箇所。「ママ」ではありませんが、そんな感じです。これがわかりませんでした。

そこで、たまたまお見かけしたのを幸いに、有機化学の先生に聞いてみました。「なんだかオカルトみたいな気がするんですが」と。
すると、「こちらの立場から解釈できない話ではありません」というお答えが返ってきました。驚きながらうかがうと、可能性としては二つ。もし、グラスが閉じていなければ、結晶のタネとなる何らかの粒子が飛び込む必要があり、そこで一定期間を必要とすること。または、氷がゆっくり凍らせた時とそうでない時に気泡の入り具合が異なるように、一定の時間をかけてゆっくりあらわれてくる結晶が、当初の(輸送によるなどの)物理的刺激を受けた結晶とは異なる現われ方をする可能性があること。

おお!
目からウロコ!!
(というか、この場合、ウロコも入っていなかったぐらい、見当もついていませんでしたので)
腑に落ちました!!!
(こっちです)
有難うございました。

聞いてみるもんだなあ、と思ったことであります。写真は、その「なじんだ」結晶。鳥の羽のような結晶で、お店のHPにあったものと似ています。〔文責・きか〕

テーマ:ストームグラス/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲

連休の結晶

2017.05.09 12:21:53


連休前日4月28日のストームグラス。
ストームグラスの結晶のできかたについては、「いまだ詳細は不明」などと、メーカーが書いていたりします。
 
毎日、見ていると傾向がありました。
…気温が低いと、結晶ができる。上がると結晶が細かになって沈み、上澄み状の透明な液体部分が多くなる。 本体に風があたって温度が奪われても結晶ができる。この場合は風の当たる面から結晶ができる。同じ温度でも(低くても)部屋全体が均一にその温度である場合は変化が起きにくい。
…ざっとこういう傾向が看取され、「見切った」と思っていたところへ、風も特筆するほどは吹かず、温度も低くないその日、なぜか全体に立ち上る結晶。
今日に限ってなぜ?
その後徐々に結晶が消退してゆき、5月7日になると、全体的に落ち着きました。

たぶんこういう静かな状態で、夏に近づいてゆくと思われます。ただ、やはり(こちらが何らかの要素を見逃しているのでしょうが)、セオリーどおりと思われない結晶の日もあります。

テーマ:ストームグラス/ コメント(0)/

ページの先頭へ▲